私立恵比寿中学-1

さぁ、待ちにまっていた私立恵比寿中学の「私立恵比寿中学」がリリースされました!

LPを含めず数えると前回のアルバムリリースからは3年空き、新メンバーが3人加入しました。年齢も経験も離れた9人のエビ中が出すアルバムは、なんとセルフタイトル。大きく出たなぁ〜と思いましたが、聴いてみればやっぱり安心と信頼の『エビ中の良いとこ取り』なアルバムだな〜と思いました(^o^)v

 

●M1. Anytime, Anywhere

Tiktokで話題の大橋ちっぽけさんからの提供曲です。新メンバーが入ってからはコロナ禍真っ只中で、中止になったイベントがたくさんありました。せっかく加入してくれたのに、新メンバーはライブがあっても自分の名前のコールを聞いたことがないし、ファンと直接会ったこともないのです。それでも “いつでもどこでもあなたのそばにいるよ!“ と言ってくれて、横一列よりもみんなが円になって手を取り合っているような今のエビ中らしい1曲です。最初だけど、大団円感があります。

わたしはこの部分が大好きで・・・、

りななんが亡くなったとき、タブーにして触れないことはせず、「あのときのりな、おもしろかったよね〜!」「かわいかったよね〜!」って話してるのがけっこう衝撃だったんです。話し始めたら悲しくなったりするんじゃないか、ライブできなくなっちゃうんじゃないかなんて思ってたけど、それを凌駕するほどりななんは素敵な人だったんだと伝えたいが勝つんだな、最高のグループだなと思いました。

これからエビ中を知る人も過去を気にしてしまうかもしれないけれど、気遣いも謙遜もなんにもいらないんだって!いっしょに楽しむ気持ちだけ!

 

 

●M2. イエローライト

エビ中ではおなじみ、たむらぱんさんの提供曲です。Anytime,Anywhereが披露されたちょうど一年前に大学芸会で披露した曲ですね。だから新メンバーが入る前の6人時代、さらに安本彩花ちゃんが闘病中の期間5人でパフォーマンスすることが多かった曲です。これこそ、エビ中にしか歌えない曲。この前ある配信で「二人セゾンほしかった〜」などと漏らしていたそうですが、曲として良くても実感込めた歌には勝てないと個人的には思うんですよね。エビ中とは何たるかを知りたければこの曲を聴け、といってもいいほど、生き様そのものだと思います。

初めて聴いたときの感想です。

もうどんなことがあっても何も怖くないと思えます。全部好きなのですが、ラスサビの「大丈夫だよ そこに必ず 意味があるから信じて」パートを安本彩花ちゃんがもらってるのが本当に最高で、こんなに確信を持った詞って他にないんじゃないかって思います。途中でやめることだって何度だってできただろうけど、みんな戻ってきてくれて、活動し続けてくれてありがとう。

わたしの生で見た曲の最新はここで止まっていて、この曲によって自分自身もいろんな決断をするきっかけになりました。

 

 

●M3. きゅるん

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

最高最高最高〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

これこれこれぇ〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!

作詞は高橋久美子さん、作曲はCOMiNUMさんということで、めちゃくちゃダンスチューン!

わたしはかわいくてキラキラでエレクトロニックな感じの曲がだ〜いすき!!!!!なので、アルバムの中で一番好きかもしれません。アルバム遡る順に言うと「ちがうの」、「明日もきっと70点」、「藍色のMonday」の枠です。(どれもアルバムの中で一番好きな曲ランキング1位に君臨します)

心菜が一番好きだとインタビューで言っていて、たしかにK-POP感があります。心菜のラップめっちゃいいよ〜〜!きらきら今どき女の子の心菜のテーマソングみたい!

曲は軽い感じだけど、サビめっちゃ高いキーで歌い続けるのとっても難しそう。これ以上うまくなってどこに行っちゃうの?と思ったけど、さらにレベル上げているんだなぁ・・・

 

 

●M4. ハッピーエンドとそれから

1曲目と同じく発売前に先行で公開されていたSaucy dogの提供曲です。

なんか、普通に好きなんですけど、素直に褒められないのは理由があって(以下、偏った意見が出てきますのでご注意ください)・・・。

結論から言うと、もっと良いの作れるじゃん!てことと、ハッピーエンドしてたんかいという陰湿なオタクによる嫉妬です。

Saucy dogといえば、報われない男が歌う煮えきらない曲が多いんです。それを良いメロディとリアル感あふれる歌詞があるから、不快感にならない。

今回アイドルに提供するにあたって、おそらくポップにしたかったと思うんですけど、それがハマらなかったかなぁ〜と思います。すでにハッピーな思いはしたはずなのに、またなんやかんやあの時に戻ろうとしてるところもいけ好かないというか・・ずっと報われない曲が好きだから・・・(地獄)

インタビューで初めてかほちゃんが「ハッピーエンドだったのか!」って気づいてたのが、よかったです・・・(根暗なとこ出てて・・・)

 

 

●M5. トキメキ的週末論

前アルバムの「オメカシ・フィーバー」と同じ児玉雨子さんの作詞です。なんとなくオメカシして、付き合って、トキメキな週末を過ごすっていうストーリーなのかしら?サビ最後にタイトルが決め台詞のようにバーンッて出てくるところとか、ほぼオメカシ・フィーバーって感想です。

「Wow make a scene!」の感動に比べたら、「この世のすべてをCray Cray Crazy」は弱いかなぁ・・・

 

ののかまるの「誰の名義の人生なの?」は刺さりました・・・・・・

 

 

 

 

後半に続きます。

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