私立恵比寿中学-1

さぁ、待ちにまっていた私立恵比寿中学の「私立恵比寿中学」がリリースされました!

LPを含めず数えると前回のアルバムリリースからは3年空き、新メンバーが3人加入しました。年齢も経験も離れた9人のエビ中が出すアルバムは、なんとセルフタイトル。大きく出たなぁ〜と思いましたが、聴いてみればやっぱり安心と信頼の『エビ中の良いとこ取り』なアルバムだな〜と思いました(^o^)v

 

●M1. Anytime, Anywhere

Tiktokで話題の大橋ちっぽけさんからの提供曲です。新メンバーが入ってからはコロナ禍真っ只中で、中止になったイベントがたくさんありました。せっかく加入してくれたのに、新メンバーはライブがあっても自分の名前のコールを聞いたことがないし、ファンと直接会ったこともないのです。それでも “いつでもどこでもあなたのそばにいるよ!“ と言ってくれて、横一列よりもみんなが円になって手を取り合っているような今のエビ中らしい1曲です。最初だけど、大団円感があります。

わたしはこの部分が大好きで・・・、

りななんが亡くなったとき、タブーにして触れないことはせず、「あのときのりな、おもしろかったよね〜!」「かわいかったよね〜!」って話してるのがけっこう衝撃だったんです。話し始めたら悲しくなったりするんじゃないか、ライブできなくなっちゃうんじゃないかなんて思ってたけど、それを凌駕するほどりななんは素敵な人だったんだと伝えたいが勝つんだな、最高のグループだなと思いました。

これからエビ中を知る人も過去を気にしてしまうかもしれないけれど、気遣いも謙遜もなんにもいらないんだって!いっしょに楽しむ気持ちだけ!

 

 

●M2. イエローライト

エビ中ではおなじみ、たむらぱんさんの提供曲です。Anytime,Anywhereが披露されたちょうど一年前に大学芸会で披露した曲ですね。だから新メンバーが入る前の6人時代、さらに安本彩花ちゃんが闘病中の期間5人でパフォーマンスすることが多かった曲です。これこそ、エビ中にしか歌えない曲。この前ある配信で「二人セゾンほしかった〜」などと漏らしていたそうですが、曲として良くても実感込めた歌には勝てないと個人的には思うんですよね。エビ中とは何たるかを知りたければこの曲を聴け、といってもいいほど、生き様そのものだと思います。

初めて聴いたときの感想です。

もうどんなことがあっても何も怖くないと思えます。全部好きなのですが、ラスサビの「大丈夫だよ そこに必ず 意味があるから信じて」パートを安本彩花ちゃんがもらってるのが本当に最高で、こんなに確信を持った詞って他にないんじゃないかって思います。途中でやめることだって何度だってできただろうけど、みんな戻ってきてくれて、活動し続けてくれてありがとう。

わたしの生で見た曲の最新はここで止まっていて、この曲によって自分自身もいろんな決断をするきっかけになりました。

 

 

●M3. きゅるん

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

最高最高最高〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

これこれこれぇ〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!

作詞は高橋久美子さん、作曲はCOMiNUMさんということで、めちゃくちゃダンスチューン!

わたしはかわいくてキラキラでエレクトロニックな感じの曲がだ〜いすき!!!!!なので、アルバムの中で一番好きかもしれません。アルバム遡る順に言うと「ちがうの」、「明日もきっと70点」、「藍色のMonday」の枠です。(どれもアルバムの中で一番好きな曲ランキング1位に君臨します)

心菜が一番好きだとインタビューで言っていて、たしかにK-POP感があります。心菜のラップめっちゃいいよ〜〜!きらきら今どき女の子の心菜のテーマソングみたい!

曲は軽い感じだけど、サビめっちゃ高いキーで歌い続けるのとっても難しそう。これ以上うまくなってどこに行っちゃうの?と思ったけど、さらにレベル上げているんだなぁ・・・

 

 

●M4. ハッピーエンドとそれから

1曲目と同じく発売前に先行で公開されていたSaucy dogの提供曲です。

なんか、普通に好きなんですけど、素直に褒められないのは理由があって(以下、偏った意見が出てきますのでご注意ください)・・・。

結論から言うと、もっと良いの作れるじゃん!てことと、ハッピーエンドしてたんかいという陰湿なオタクによる嫉妬です。

Saucy dogといえば、報われない男が歌う煮えきらない曲が多いんです。それを良いメロディとリアル感あふれる歌詞があるから、不快感にならない。

今回アイドルに提供するにあたって、おそらくポップにしたかったと思うんですけど、それがハマらなかったかなぁ〜と思います。すでにハッピーな思いはしたはずなのに、またなんやかんやあの時に戻ろうとしてるところもいけ好かないというか・・ずっと報われない曲が好きだから・・・(地獄)

インタビューで初めてかほちゃんが「ハッピーエンドだったのか!」って気づいてたのが、よかったです・・・(根暗なとこ出てて・・・)

 

 

●M5. トキメキ的週末論

前アルバムの「オメカシ・フィーバー」と同じ児玉雨子さんの作詞です。なんとなくオメカシして、付き合って、トキメキな週末を過ごすっていうストーリーなのかしら?サビ最後にタイトルが決め台詞のようにバーンッて出てくるところとか、ほぼオメカシ・フィーバーって感想です。

「Wow make a scene!」の感動に比べたら、「この世のすべてをCray Cray Crazy」は弱いかなぁ・・・

 

ののかまるの「誰の名義の人生なの?」は刺さりました・・・・・・

 

 

 

 

後半に続きます。

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ジャニオタ回帰

昨年末から今年にかけてジャニオタが加速しまくっていて、滾る気持ちの捌け口がなくて困っています!!!!!!!!!(クソデカボイス)

なので、ここに書き留めさせてください!!!!!!

(ちなみに中高生の時は、嵐と7 WESTが好きでした。)

 

<最近のジャニオタ加速経歴>

●11月なにわ男子にハマり、デビュー後初ツアーに行きたくて今年2月にFC加入。

●年末SASUKE→年始さんまのあんたの夢かなえたろかで岩本照くんを筆頭に、Snow Manが気になり始める。

●気づけば毎日すのちゅーぶを見ており、ジャニーズWebに課金し、昨日レンタルショップでCD全借りする。

 

加速した理由は、

YouTubeが充実している

 : なにわもスノもジャニーズJr.の頃からYouTubeを撮っている世代で、MVはもちろん「〜〜やってみた」「〜〜の裏側」とか今までだとCDの初回特典に付いていたような映像が無料で見れる!これはデカい!

デビューすると自分たちのチャンネルを持てるんだけど、スノストは企画物をよくやっているイメージで、普通にめっちゃ面白い!

スノに関してはMV、Dance Practice、Rec. ver.、Lyric Videoと、曲ほとんど聴けてしまいますやん!てくらい動画があがっています!なんで!?!そんなに供給してくれる!!?!怖い!!!

 

○テレビによく出ている

 : やっぱりテレビの力はすごい!あんまり意識してなかったけど、そういえば見る番組に高確率でSnow Manの誰かがいる!あと、深夜じゃなくて昼に冠番組持ってるのすごい!

 

Tiktokによく出てくる

 : 良いか悪いかは置いといて、テレビやYouTubeの切抜きでジャニーズが出てくると面白くて飛ばさず見てたら(ドッキリGPとか少クラとか)、おすすめが全部ジャニーズになった!!!

オタクが良いポイントをまとめてくれるのはとても助かります。正直これで大分のめり込みました。違法なのもあるとは思いますが、すみません、ありがとうございます。

わたしが好きなのは、この手のカップリング動画ですね・・・。こういうの作るにしても素材が多くないと話にならないから、供給の多いジャニーズには感謝でいっぱいですね。

 

 

■□■□

 

Snow Manの良さは、とにかくオールマイティになんでもできるところです。俳優、モデル、バラエティ、インテリ、筋肉、美容、舞台などなど、9人いるのもあって、うま〜く補い合っています。

曲に関して言えば、

・かっこいい

・かわいい

・色気

・エモ

・ジャニーズ

のグラフで綺麗〜〜〜な五角形が作れます。

キンプリ以降のジャニーズはみんな高い技術ってイメージなのですが、スノはなんだろう...ギャップの幅がデカくて、曲が好みですかね...。。。

 

○かっこいい

「Crazy F-R-E-S-H Beat」

信じられないくらいかっこいいです。てか、まず、この変な曲なに!?って気になったところから沼は始まっていたのでしょうね...。こんな曲がジャニーズに存在するんだ!!!と超衝撃でした。振付は岩本照くんなのですが、彼の振付はとても癖になって何度でも見たくなってしまう...。フォーメーションだったり、アクロバットだったり、この手のダンスが活きる曲が多いです。

 

○かわいい

「Big Bang Sweet」

ほんとは「HELLO HELLO」を出そうと思ったんですが、知っている人が多そうだからこちらにしました。先程のイカついお兄ちゃんたちがこんなかわいくなるの!?!とまた衝撃。Snow Manは高い技術力に対して、かわいい部分もポンコツな部分も持っててギャップがめちゃくちゃ大きい・・・。こちらも岩本くん振付です。天才?

 

○色気

「KISSIN' MY LIPS」

全編英詩で、サビのリップを塗る振りがエッチ、全員スーツでエッチ、ありがとうございます。

20代後半男性たちのリアルな色気の中で、センターで一番エッチな最年少当時16歳のラウールくん...。最年少がこれだから成り立っちゃうのですよね。

 

○エモ

「Secret Touch」

ダンスが得意と思いきや、歌も歌えるんかい!!!!!!ここで長年の下積みが効いてきます。目黒蓮くん、渡辺翔太くんがパート多めで歌唱メンな感じしますが、みんな歌えます。まだ修行が足りないのもあって、音源だけだと誰かわからないくらい声質が揃っています。個人的には、向井康二くんの甘い声が大好きです。

 

○ジャニーズ

「Lock on!」

Snow ManはJr時代の曲が15曲あるらしく、その中の一曲です。昔からのアイドル感ある曲で、元気がでるかわいい曲です。デビュー後からは攻めた曲が多い中、スタンダードでシンプル良い曲も持ってるなんて、本当にありがたい限りです。こういうのが一番良い。かっこいい曲多めかと思いきや、案外応援ソング的な熱い曲も多いのでグッときます。

 

 

1曲ずつ紹介しましたが、あれもこれも良くてYouTube見まくっていて、それでも足りなくて2番も聴きたくなってCDを借りに行った次第です。が、初回盤にしか入ってないのもたくさんあって、大変ですね...。

 

Snow Manにここまでハマったのは、わたしが一番好きなアイドルグループの『エビ中と似てるから』ってのもかなり関係していると思っていて。(オタクは何でも関連付けるキモい生き物)

もともと9人いて→8人→6人→3人加入して9人って流れがほぼ同じで、加入した子たちの歳が離れてるのも同じ。努力と裏腹に報われない時間が多くて、いっぱい色んなもの溜め込んでスキルをつけたからこその、高いパフォーマンス力とエネルギー。

あと、9人で2人組を作るとしたら36通りあって、それぞれの関係性がたまらない!

そのへんのメンバー個人にフィーチャーしたことまで書ききれなかったので続きはまた今度書いてみます!

推しはみんな良くていまいち決まらないのですが、

向井康二くん

○岩本照くん

目黒蓮くん

でうろうろしています。みんな男気あって良い奴すぎ!そんなん好きになっちゃうよ!

 

最後に、一番好きな曲のMVを置いておきます。

がんばれ!ランジャタイ

ランジャタイにハマったのは、ちょうど一年前のM-1敗者復活戦。

「欽ちゃんの仮装大賞」を見て、お笑いでは感じたことのない衝撃を受けました。(そもそも芸人にちゃんとハマるのも初めてだったのです。)

その後、年末年始のお笑い番組を見てもどこかランジャタイのことが気になって忘れられず、あ!見れる!と思って買ったのがマヂラブ寄席の配信・・・。

 

そこから、YouTubeに上がってる動画を全部見て、GERAラジオを全部聴いて、ネタからは想像できなかったけど「この人たちちゃんと喋れるんだ・・・!しかも話めっちゃおもしろい!なんで!?」ってなってどんどんハマっていきました。

何回かライブにも行って、本物をこの目で見ることができて感動したのを覚えています。

あとは、YouTube配信やツイキャスでのライブもあって、内容はゴシップとか子供の頃の話とか友達とするような話を配信してるだけなんですけど、それを聞いてるとわたしにも新しい友達ができたような感覚になれてうれしかったです。

 

ランジャタイのネタの好きなところを紹介します。

①自由自在

「欽ちゃんの仮装大賞」でカブトムシの羽の音からなんでも鑑定団の曲につないだり、いくつかの漫才を組み合わせて新しい流れを作ったりと、よくマッシュアップしています。以前に、「くそったれ人生にさよならぽんぽん」を譜面に起こしていた猛者がいましたが、つまりそういうことです。

ランジャタイの漫才は音楽を聴いてるときの感覚と同じ気がします。それもDJみたいな突然曲が変わる感じの・・・。漫才でそんなことってできるんだぁと思います。

 

②よく歌っている

二人ともテレビっ子だったそうで、普段の配信でも昔流行ってた曲やCMの曲などを歌っています。

ネタの中にも突然歌い出すことが多く、結局アイドルオタクのわたしは歌って踊ってる人間が好きなんだなぁと実感しています。(なんか違う気もする。)

 

③想像させる

前に友だちとランジャタイのネタを見ていて、今何をしていたか分からなかったと言われたことがありました。わたしは、持ってる物や動作が分かったし、周りにいる人や街並みまでも見えたような気がしていました。その時、あぁこの人たちはわたしに想像を委ねてくれているんだ!なんて素敵なんだろう!と思ったんです。ツッコミなどで状況説明をするはずがそれはあんまりないので、いっしょに入り込むのが吉です。

 

④気楽に見れる

この一年見てきて、よく形容される「なぜか分からないけどおもしろい」感覚をくれたランジャタイにとても感謝しています。

コロナ禍の中で、人に会えず悶々としたり、何のためとか生きる目的とかばっかり考えて疲れていたところに、なんの理由もないけどただ楽しいことをやって笑わせてくれるのは一番必要としていたことなのかもしれません。

わたしは今までアイドルばかり見てきましたが、どうしても応援する中で売れないとか報われないことを考えることが多かったんです。

でもランジャタイは、売れないことやスベることさえも笑いに変えていて、その分気楽でした。

芸人はみんなそうなのかもしれないけど、なんていうかここまでそれを自分らで全面に推してる人もいないというか・・・(笑)

基本的に企画に対して「やる=やらない」な国崎さんとそれを見守る伊藤さんなので、どうせやらないんだろ〜?と期待せず楽〜に見ることができます。

これは良いことなのか分からないけれど、わたしには新しい感覚でゆるく楽しむことができています。

詳しいことはこちらの記事をご覧ください。

わたしの言いたいことがうまくまとまっています。

 

 

 

あとは、サイズ感がキャラクターみたいでかわいいとか、実は二人とも声が良いとか、言い出したらきりがありません。

ネタ以外でも人柄とか意外と常識あるとか音楽の趣味とか大好きなところいっぱいあります。

とにかく、この一年勝手にお世話になった二人の夢が叶うことが嬉しくて楽しいです。

M-1はいよいよ明日!応援しています!


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友達

今までこんなまとまった休みも土日休みも無かったので、たくさん友達に会うことにしました。

わたしは、大学から東京に出ましたがサークルに入らずオタク活動ばかりしてきたのもあって、東京で友達はいないと思っていました。

でも、いざ離れることになったら「会いたい」と思ってくれる人が何人もいて、ライブやイベントがなくても遊んでくれる人がこんなにいたんだー!と思いました。うれしかったです!ほんとに!!!!!(もちろん自分からも声をかけました)

 

この数ヶ月で会っていた友達の中に、働きながら転職先を決めた人、突然退職が決まった人、来年転職を決めた人がいます。

ちょうど3~5年目は転職を考える人が多いらしいのと、コロナ禍で今までどおりいかなくなったのがあるのかな?

意外と周りに同じような状況の人がいて、勝手に心強いです。わたしも頑張れそうな気がします。

あと、話してみると実は休職していた期間があった人、転職経験がある人もいました。

勝手に一人レールから外れてしまったなーと思っていたけど、話してないだけでみんないろんな経験をしていたんですね。

学生時代みたいに毎日顔を合わせているわけじゃないから、大人になっての仲の深め方はちょっと違うじゃないですか。あまり首を突っ込まないほうがいいのかな?とか、そもそも仕事の話をしないほうがいいのかな?とか考えてたけど、体調を崩して初めて、そういう吐き出せる人をなるべく増やしていったほうがいいんだなと思えました。

 

あと、どうでもいい楽しい話を延々とできる友達を増やそう!と思います。

この前旅行に行ったとき、友達が将来買うであろう犬の名前をみんなで夜通し考えていて、それが本当に楽しかったんです。

たしかに中高生時代は部活でへとへとなはずなのに、別れ際2時間くらい立ち話していました。(雨の日も雪の日も)

そういうところで知らずしらずストレスを発散してたのかなーと思います。大人だと飲みに行くってなるけど、そんな毎日も行けないし、ただ延々とだらだらして話すみたいな日が一週間に一度あれば良いと思います。

なかなか一人暮らしだと難しいしめんどくさいって思っちゃうけど、結局めんどくさい積み重ねが重要なんだな・・・。一人で勝手に気楽に、とはいかないん

ですね。

 

ここまで東京在住

━━━━━━━━━━━━━

ここから札幌在住

 

書こうと思って途中になっていました。

 

燦々とした気持ちでいたい!

燦々

燦々

  • カネコアヤノ
  • J-Pop
  • ¥255

 

東京での日々よ、友だちよありがとう!

 

現場

この2年くらいは思い描いたようなライブに行くことができていないので、東京を離れることもあるし、楽しかった思い出を振り返ってみようと思います。

 

まず、一般的に現場に行く基準として、

・好きなアーティストが出ている

・住んでいるところから行きやすい

があると思います。

 

それに加え、わたしが行きたくなる条件として、

・地方の現場

・ライブ以外の体験も伴う

・土地自体に魅力がある現場

・嗅覚が察知した現場

があります。

「地方の現場」は、人が集まりにくいことからその場にいる価値が上がります(なんとなくプレミア感)。わざとレアな曲やイベントをやったりしてくれることもあり、こんな僻地まで来たからには楽しみきらなくては!という未開の地へのワクワクもついてきます。

「ライブ以外の体験」とは、飲食でも観光でもいいです。ライブハウスやホールだけでなく、銭湯、海水浴場、飲食店、遊園地、公園...いろんなところでライブは行なわれています。一つの体験より複数の体験をしていたほうが記憶や思い出に残るし、そこでしか経験できないという特別感もあります。

「土地自体に魅力がある」のは、いわゆる観光名所やまだ行ったことのない場所のことです。わたしは北海道出身なので、西や南の方が興味があります。あと海外にも行ったことがないです。正直ライブがイマイチでも観光で元を取れるということですが、ライブが良ければ相乗効果があります。

「嗅覚が察知」するのは、主にTwitterの情報です。いつも楽しそうな現場に行ってるフォロイーが次に行こうとしている現場や、良いイベントを企画する会社がやっているライブや、良い組み合わせの対バンの情報をキャッチすることです。Twitterがライフワークと化していれば、なんとなくこの人がいれば楽しそう!とか思い始めます。

これらを踏まえて、印象に残っているライブ・好きだったイベントを記録しておきます。

 

①湯会

スーパー銭湯の宴会場を利用して、アイドルとDJが交互にライブするイベントです。

なんと、お風呂サウナ入り放題、食べ飲み放題(都度お金はかかります)、音楽聴き放題という極楽なのです。

音楽に身を任せて走ったり踊ったりしているオタクがいっぱいいて、疲れたらご飯を食べても眠ってもいいし、初めて行ったときは「こんなに自由な場所って存在する!?」って衝撃を受けました。

DJもそのときの客層や世代に合わせていて、基本的に誰かしら歌ったり踊ったりできるような曲選です。

好きな曲がかかったら、食べたり飲んだりしている手を止めて前の方まで笑顔で走っていく、そういうオタクを見るのが大好きです!

特別好きなアイドルがいなくても、湯会の自由な空間を求めて行っちゃうほどです。

 

 

BAYCAMP

海風が気持ち良い東扇島公園で行われている、関東では唯一?のオールナイト野外フェスです。川崎駅からシャトルバスで行けるという立地の良さもあるし、出ているアーティストも大きすぎず小さすぎずちょうどよいのが気に入っています。

わたしは、曲と一緒にそのときの温度や風がとても記憶に残っていて、それが分かりやすい環境だな〜とも思います。

周りには海と工場しかないので、空がとても広いです。夜は工場夜景も見えてなんだか良い雰囲気です。

 

 

同じような環境だと、横浜赤レンガ倉庫で行われるアイドル横丁夏祭りを思い出します。

海風とともに見るアイドルはいつにも増してさわやかな気がします。(ただ時期が7月だったのでかなり灼熱地獄)

 

海といえば、三浦海岸で夏休み中だけ行われているOTODAMAというイベントも印象的です。砂浜の上にライブハウスが作られていて、地面が砂の環境下でライブを見ることができます。ライブ前後に海で遊んだり、バーベキューをしている人たちもいます。

オタクは一般的な夏を楽しめないような気がしてましたが、わざわざ海まで行かせてくれるんだからありがたいですね。

 

 

③森道市場

You Tubeでライブ映像を見たり、行った人のレポを見たり、ずっとず〜っと行きたかった愛知県は蒲郡ラグーナビーチで行われているフェスです。

コロナ禍ではありましたが今年は開催され、初めて行くことができた念願のイベントでした!!!!!!!

何より私の好きな音楽ドンピシャなラインナップなのが一番ですが、そもそも音楽フェスというよりは「市場」なのです。

 

ごはん屋さんや雑貨屋さんがめちゃくちゃ多くて、回りきれないくらいあります。

出店は紹介制らしく、それも納得のおしゃれで居心地の良いお店ばかりです。地元の人も多いみたいでした。ごはんが異常にうまいです。

遠くから聞こえる好きな音楽に耳を傾けつつ、お店を回るのがとにかく楽しくて幸せで、一人でいてもず〜っとニヤニヤしてしまいました!

海風を感じられるビーチ側の会場と、屋根がついている箇所もある遊園地側の会場があります。チケットを買っていれば遊園地のアトラクションは乗り放題で、プールもあります。(コロナ禍だったからか今年は入れないようになっていました)

かなり自由度が高いフェスということもあり、小さな子どもを連れてきている人たちも多く、出店者や出演者のみなさんも子どもを連れてきているようでした。

 

①②と同じように、音楽をいつもと違う環境下で聴ける&それ以外の体験もできるのが本当に大好きで、その集大成みたいなイベントでした。

今年行けた唯一のフェスなので熱が高いです(笑)

 

同じようなイベント?だと、長野県のりんご音楽祭も行ってみたいですね。地方だと、遠征してるのも相まって楽しいです。

わたしはミーハーなので、浅く広く見れるフェスがちょうどよくて、そこで好きになってワンマンを見に行くこともあります。

大学生になってからいろんなフェスに行きました。

北海道に帰ったらぜひライジングサンやJOIN ALIVEにも行ってみたいです。

 

みんなそれぞれ「これだけは逃せない」というイベントがあると思います。

一年それに向けて生きている人もいるだろうし、その思い出さえあればずっと生きていけるって思える瞬間もあるのって良いですよね。

そういう「自分のためにある」と思える瞬間をこれからも集めていきたいです。いっぱい話をして、みんなのそういう時間のことも知りたいです。

今回紹介したイベントもほとんどTwitterで見ていいなと思ったものなので、教えてくれたみんなのおかげです。ありがとう!

 

 

アイドルオタク

前回ブログに書いたように、何年もアイドルオタクをやっていることについて書いてみます。

わたしが応援していたのは、

私立恵比寿中学

sora tob sakana

の二組です。

sora tob sakanaは、昨年の9月に解散してしまいました。コンセプト・音楽・メンバー、何をとってもわたしの好みで、ずっと大好きなグループです。

定期公演や対バン、リリイベ、フェス、それに伴う特典会など頻繁に参加するようになり、わたしのオタク経験値が上がったきっかけでもあります。

サブスクに音源があるので良かったら聴いてみてください。

魔法の言葉

魔法の言葉

 

この記事では、私立恵比寿中学にそって変わっていったわたしの心境について話します。

 

上京して気軽にライブに行けるようになったわたしは、現場に行ってなんぼだと考えるいわゆる"現場派"になっていました。

生で見なきゃわからない空気感があり、それをできるだけ逃したくなかったんです。

応援し始めた時は、新メンバーが戦力になってきたり、メディア出演が増えてきたりして、ちょうど応援しがいある脂がのった時期だったのも理由かもしれません。

また、メンバーの急逝・脱退・病気とかいろんなことをリアルタイムで見てきたのもあり、もう他人事ではない運命共同体のように考えていました。

休止から復帰後初めてのライブで、こんな状況でもステージに立つことをやめず元気や勇気を与え続けているのを見て、「あぁ、これは一生応援していかなきゃ恩を返しきれないな...」と思ったのが強烈な記憶として残っています。(2017年2月の出来事です。)

 

それが、今年に入ってから「もういいかな」「こんなことしてる場合じゃないかも」と思い始めた理由。

きっかけは、今年の3~4月に行われた6人体制最後のツアーでした。

 

6人体制になってから怪我や病気でほとんど全員揃わなかったのが現実でしたが、皮肉にもそれがパワーになっているここ最近のエビ中のライブは毎回常軌を逸しているくらい最高で、他のどのアーティストにも出せない光を放っていました。

実際そのツアーも5人でやっていたんですが、いままでの6人体制の歴史を振り返るような内容で、気持ちは6人だと感じることができました。

 

そこでのライブが、あまりにも素晴らしくて、打ちのめされてしまったんです。

自分とエビ中の歴史を総ざらいしてくれたようなスッキリした感覚と、ここまで成長したグループに対してずっとオタクしてる自分ってなんなんだろうと恥ずかしくなるような感覚でした。

先に書いていた、「もういいかな」と「こんなことしてる場合じゃないかも」の内訳です。

 

前までは、エビ中に対して我が子のように思っていて、その成長からひとときも目を離したくない!見守りたい!と思っていました。(余計なお世話であることは重々承知)

それが、もうみんな大人だし素敵な女性の一人として、実現したい夢に向かって歩いてるんだなぁと感じることが多くなりました。

考えれば、もう20代の女性なんだから当然のことですよね。

もう大人で、いつも最高のライブをするエビ中は、この先もずっと最高に決まっているし、安泰だって思います。

 

25歳になって、周りの結婚や出産に焦っていたのもあります。でも、オタクとして応援しているだけでは足りない域まで来ていると思ったんです。

こんなに元気と勇気をもらい続けているのに、何もしないでいていいのだろうか?いつまで応援してもらっているのだろうか?

もらってばかりではなく、返さなきゃいけない。しかし今までどおりお金で返すとなると、またもらうことになる。(そして金もない。)

そう思ったら、もうお金では払いきれない、態度で示すしかないと思いました。

素晴らしい生き様を見せてもらっている反面、人に見せるのが恥ずかしい人生を送っていてはよくない!

エビ中に、かほちゃんに、見せても恥ずかしくない人生を送らなければいけない!

これが結論です!!!!!!!!!!!!!!!

 

それができるのか自信ないし、目処もないし、勇気もないけれど、今はそう思います。

その決意を忘れないために書いています。

聞こえはいいようだけど、やりたいことが見つからない・ 金欠・ 怠惰のゆえたどり着いた場所でもありますので、前線で頑張っているオタクの皆様に説教をする気はまったくございません。

むしろ、いろんなものを乗り越えて結婚してる人を見ると、わたしは自分のことでも精一杯なのに他人を考える暇などあるのだろうかとか、ちゃんと生活してて偉いなとか思います。(必死にカバーすればするほど煽ってみえる🎶)

 

もし同じことを思ったことがある人が見て、自分だけじゃないんだなぁと思ってくれたらうれしいです。

そりゃライブに行ったら超最高の気分になるだろうけど、いまの自分にはお預けです。

エビ中のライブに行くことがあったら、札幌に来てくれたときと決めています。(こういうことを言うと、割とすぐ来たりする。)

みなさん札幌で会いましょう✨

東京

先月、体調を崩して一ヶ月休職していました。

そして、7年半過ごした東京を離れ、地元 札幌に帰ることを決めました。

休んだ理由や休んだ期間に考えていたことは、今後気が向いたら書くことにして、まず東京への思いを馳せます。

 

おばあちゃんと話していて、「東京に行って一番良かったことは何?」と聞かれたんです。

うう〜んなんだったかな... 特に何を成したわけでもなく、遊んでいただけだったから...

「もう気が済んだくらい遊んだことかな〜」って答えました。

 

わたしは小中高と吹奏楽部をやっていて、その間は部活漬けで、ほとんど休みのない日々を過ごしていました。中高ともに家から近かったので、帰りに街なかを通ることもなかったし、遊んだなーと思うのは半年に1回あったかなかったかくらいでした。(遊びはなかったけど、部活帰り疲れてるはずなのに横断歩道を渡る手前で2時間くらいしゃべってたり、たいやき屋に行ったり、当時はそれだけで楽しかった。)

だから、大学進学で東京に出てからも一度は吹奏楽部に入ったんですが、結構キツくて「わたしの人生吹奏楽に支配される!」と思って辞めました。

楽器は下手だったし、理不尽な事ばっかりだったし、何がそんなに楽しくてやっていたんだろう?と思いますが、“みんなで演奏する”のが楽しかったんだなと思います。

 

さて、部活を辞めたわたしは何をしたか?

 

 

・・・

「「「アイドルオタク」」」です✨✨✨

それまで部活漬けで休みのない生活、ほとんどライブに行ったことがない、遊んだこともないわたしは、東京に来て水を得た魚のようにオタク活動を始めてしまったのです。

地方に住んでいた人は特に分かると思うんですけど、アイドルにしろバンドにしろ、初めて本物を目の前で見た瞬間ってものすごい衝撃じゃないですか?

いままでイヤホンで聴いていた人たちが目の前で、自分のために歌ってくれている!!!!!!!

気づけばその感動体験が病みつきになっていて、気になったら絶対生で見たい!この目に収めたい!体に染み込ませたい!!!!!

っていうような中毒のような期間を7年くらい過ごしていました。

病的だったとは思いますが、わたしにとってはかけがえのない思い出であり、これからの人生でもずっと忘れない期間だろうな〜と思います。

ライブだけじゃなくて、友達や恋人もできたし、嬉しいことも、いろんな失敗もありました。

いろんな思い出があるので、それも書きたくなったら詳しく書きます。

 

そして、2020年2月、コロナ禍・・・。

ライブを生きがいに仕事も生活もしていたわたしはかなりつらかったです。嫌でも自分を見つめざるを得なくなるような、逃げられないようなそんな感覚。

このへんの葛藤も今はうまくまとめられる気がしないので今度にします。

もちろんその中で参加できたライブもいっぱいあるし、それらは特に大切な存在になりました。

 

それでも努力を続ければよかったのかもしれませんが、体を壊してしまったのでエネルギーもなかったし、新しい生活様式に合った楽しみを見つけるべきなのかなぁと思い始めたんです。

何年後になるかわからない元の暮らしに希望を持って耐えられるほどの心もお金もありません。

だから、合ってるか分からないいろんな理由をつけて、東京での暮らしを終わりにして札幌に戻ります。

この状況下で東京に暮らし続けることは、わたしにとって難しいです。

悲しい終わり方のように見えますが、変化に対応するには自分も変化しないといけないから仕方がないことだと思います。むしろ1年半よく抗っていたとも言える。(言わないとやってられない)

 

日にちは未定ですが、11月か12月には東京を離れ、新しく自分を満たせる何かを見つけていきたいです。

10月は東京に帰ってきて、退職する手続きをしているのですがやめるのもけっこう大変ですね・・・(泣)

せっかく東京で出会った友達や、会ったことないけど遊んでみたかった人たちと遊びたいので、お誘い待っています!オタクなので、フットワークは軽いです!